広島市が姉妹都市提携5周年を記念して1988年に送った茶室の返礼として、旧西ドイツのハノーバー市から1989年に寄贈された車両。製造年は1928年。第二次世界大戦で被災した車両で、移籍前は博物館で保存されていた。移籍後に車輪や床などの変更が行われたが、座席などは不燃化処理をされて残された。「ハノーバー電車」と呼ばれ、年末にはクリスマス電車として運行することもある。