資料詳細
| 展示状況 | 展示中 | 
|---|---|
| スケール | 1/48 | 
| 諸元 | ○全幅:9.48m ○全長:8.33m | 
No.0035
          1931年
          イタリア
        マッキ MC.72
        
        
        ピストンエンジンを積んだ世界一速い水上機
        イタリアのマリオ・カストルディの設計で、シュナイダー・トロフィ・レース優勝のために製作された。3000馬力以上を発生するV型24気筒の大出力エンジンで2重反転プロペラを駆動する斬新な設計の機体だった。空気抵抗を減らすため、エンジンの冷却装置(ラジエーター)は機体の表面と一体化(金色の部分)し、主翼をはじめ、フロートや脚部支柱に配置されている。
シュナイダー・トロフィ・レース自体は1931年で終了したため、完成は間に合わなかったが、開発は続けられ、1934年イタリアのデゼンツァーノで、フランチェスコ・アジェロの操縦によって時速709.2kmの世界記録を立てた。これは、当時の陸上機の記録より時速160km以上も速かった。
        シュナイダー・トロフィ・レース自体は1931年で終了したため、完成は間に合わなかったが、開発は続けられ、1934年イタリアのデゼンツァーノで、フランチェスコ・アジェロの操縦によって時速709.2kmの世界記録を立てた。これは、当時の陸上機の記録より時速160km以上も速かった。
| 展示状況 | 展示中 | 
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| スケール | 1/48 | 
| 諸元 | ○全幅:9.48m ○全長:8.33m | 
参考文献
            ライフ・大空への挑戦「巡業飛行士とスピード王」/タイム ライフ ブックス
          画像提供
            野沢 正
          
 
            