資料詳細
展示状況 | 展示中 |
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スケール | 1/24 |
諸元 | ○全幅:3.14m ○全長:6.95m ○全高:3.1m ○ローター直径:12.2m ○プロペラ直径:2.59m ○総重量:1170kg ○巡航速度:115km/h ○乗員:2名(1型) |
No.0216
1941年
日本
カ号観測機
日本ではじめて作られたオートジャイロ
日本陸軍が砲弾の着弾地点を確認するために、萱場(かやば)製作所に開発を依頼したオートジャイロ(回転翼機)。イギリスのシェルバとアメリカのケレットというオートジャイロの長所を取り入れて作った。機体はクローム・モリブデン鋼管骨組に羽布ばりで、ローターはベニア合板に羽布ばりだった。三枚のローターは使わないときは後ろに折りたたむことができた。1型は、アルグス空冷倒立V型8気筒240馬力のエンジンを載せ、量産され、陸軍の空母「秋津丸」に搭載された。エンジンがアメリカ製のヤコブスL-4MA-7空冷式星型7気筒240馬力のものを2型と呼ぶが、こちらは量産されなかった。模型はカ号1型である。
展示状況 | 展示中 |
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スケール | 1/24 |
諸元 | ○全幅:3.14m ○全長:6.95m ○全高:3.1m ○ローター直径:12.2m ○プロペラ直径:2.59m ○総重量:1170kg ○巡航速度:115km/h ○乗員:2名(1型) |
参考文献
画像提供
写真1・2 カ号1型/写真3 カ号2型 提供=カヤバ工業株式会社