機体の前後に2つのローターがついているタンデムローター方式のヘリコプター。二つのローターをそれぞれ反対方向に回すことで、機体をローターの回転方向と反対に回そうとする力を打ち消している。ローターが1つのヘリコプターと比べて、機体を大きくできるため、貨物の輸送用などに使われる。機体の形から「フライングバナナ」と呼ばれた。模型は、アメリカ陸軍がつかったH-21Cショーニーである。