1926年、アメリカで開催されたシュナイダー・トロフィ・レースで平均時速396.6kmを記録し優勝した。レースはアメリカとイタリアで競われた。前回のレースでみじめな敗退をしたイタリアはその名誉挽回（めいよばんかい）のため、当時の首相、ムッソリーニの号令の下、国をあげて機体の開発を行った。主翼は低翼単葉で、強度を保つため主翼とフロートには張線を設けた。レースの4日後には3km速度飛行の記録にも挑戦し、時速416.6kmの世界新記録を出した。