ボーイング社の377ストラトクルーザーなど、与圧キャビンを備えたより大型の飛行機が登場してくる中で、ダグラス社も対抗するための新型機の開発を行った。開発は軍用輸送機として始まったが、1946年の試作機の完成とともに旅客機への転用がなされたのがDC-6である。DC-4に比べ胴体が約2mのばされ、最大で86人の乗客を運ぶことができるようになった。その後も胴体がさらにのばされて輸送力を増す改良がなされた。使用目的によりA〜Cの3タイプがつくられたが、Bはそのうち旅客専用型。