資料詳細

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展示状況 展示中
スケール 1/43
諸元
No.6140
1936年
スペイン
イスパノスイザ J12 カブリオレ
社交会で華となった最高級車
V型12気筒エンジンを積んだ、イスパノ・スイザ社の最高級車。エンジンは排気量9.4リットル220馬力のほか、1935年からは11.3リットル250馬力も追加された。画期的なサーボブレーキシステム(倍力装置付きブレーキシステム)が採用されていて、3トンをこえる重さの車体を強い力でとめることができた。ハンドリングもスポーティで、当時の車ではトップクラスの運動性能を持っていた。しかしながら、発売された当時は世界的に不景気で、1931年から1938年の間に全部で120台が生産されただけだった。様々なコーチビルダーの手によって多様なボディが製作され、この車両はフランスのコーチビルダー、ソーチック社がデザインしたオープンボディのカブリオレである。
イスパノスイザとは「スペインとスイスの」という意味で、創設時の経営者がスペイン人、チーフエンジニアがスイス人であったことからの命名である。1904年スペインで設立されたが、高級車はフランス工場で製造された。
写真の車は1933年のもの。
展示状況 展示中
スケール 1/43
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参考文献
Super CG 02 /二玄社
画像提供
The National Motor Museum Beaulieu(イギリス)

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