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展示状況 展示中
スケール 1/43
諸元
No.6206
1948年
フランス
シトロエン 2CV
フランスの国民車
シトロエンは、農民や一般大衆向けの安価で多用途な自動車として、1936年から超小型車(TPV)の開発をはじめた。第二次世界大戦による中断をはさみ、1948年に量産車として発表されたのが2CVである。そのあまりに奇抜なスタイルは”かんづめ”とか”ふろおけ”などと言われたが、どんな悪い道も走り抜く性能と経済性で大人気となった。最初の生産型のエンジンは空冷フラットツイン375ccで9馬力しか出せなかったが、500kg以下の車体には十分だった。車体は平面を多く使い、価格をおさえるためにどのガラスにも曲面は使っていない。基本的な設計を変えずに1990年まで約387万台が生産された。なお「2CV」とは課税馬力が2馬力であることに由来する。課税馬力とは、自動車税の区分のことで、主にシリンダー内径やシリンダー数などから算出される。実際のエンジン馬力とは異なる。
シトロエン社はアンドレ・シトロエンによって設立され、1919年から乗用車の生産をおこなっているフランスの代表的な自動車メーカー。
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参考文献
別冊CGシトロエン・プジョー/二玄社
画像提供
The National Motor Museum Beaulieu(イギリス),シトロエン・ジャポン株式会社

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