スーパーは、ビュイックのミドルクラスを担った大型乗用車のシリーズ。1949年から1953年まで製造されたのはシリーズの３代目。“リヴィエラ”は、ビュイックブランドにおいてドアに窓枠のないハードトップタイプのボディ形式をさす。上級モデルのロードマスターに比べ車体やエンジンがやや小型化され、ボンネットサイドのベンチポートも片側３カ所となっている。クロームメッキされたフロントグリルが、まるで歯をむきだした口のように見えるデザインが特徴。
ビュイックは、アメリカの自動車メーカー・ゼネラルモーターズ(GM)が製造・販売する乗用車のブランド。その歴史はデイヴィッド・ダンバー・ビュイックが1903年に設立したビュイック・モーター社にさかのぼる。GM は、1908年ウイリアム・デュラントのもと、ビュイックを中心にキャデラック、オールズモビルを統合し設立された。