フランス在住のベルギー人カミーユ・ジェナッツィが速度記録競争用に設計し、アメリカのベーカー社が製作した電気自動車。1899年4月29日、フランスにおいてジェナッツィ自身の運転により時速105.88kmを記録し、自動車として初めて時速100kmを突破した。魚雷形の車体の中にはバッテリーがぎっしりとつまり、60馬力の電気モーター2個で後車輪を直接駆動して走った。なお、「ラ・ジャメ・コンタント」とは「決して満足しない」という意味。