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展示状況 収蔵中
スケール 1/10
諸元
No.2023
日本
太田川の川船
広島藩(はん)を支えた水運
7枚の板をはり合わせてつくった長さが約9メートルあるひらた舟。近世、現在の広島県北部の鉄や各地の年貢米(ねんぐまい)を城下へ運ぶために発展した。木材やまき、炭、竹、各地の特産物などを運んだ。使われていた船は大船とよばれるもので、下りは川の流れに乗り、春から夏にかけては帆を張って、風を利用して上っていた。川の水量に合わせて2〜3トンの荷物を積んで広島へと下った。明治時代以降は、ほかにも建築材として砂や小石を運ぶグリブネやワタシブネなど、さまざまな船が活やくしていた。自動車の発達などにより大正末期からだんだんすたれ、昭和に入って姿(すがた)を消していった。
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参考文献
広島市
画像提供
高島 隆

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