資料詳細
展示状況 | 収蔵中 |
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スケール | 1/1250 |
諸元 | ○建造所:三菱造船所 ○総トン数:6172t ○全長:135.6m ○幅:14.99m ○速力:14.2ノット ○主機:蒸気機関2基 ○船客定員:160名 |
No.2037
1898年
日本
常陸丸
国産最初の大型の外洋商船
明治政府による航海奨励(こうかいしょうれい)法に合わせ、日本郵船はイギリスに6000総トンのヨーロッパ航路貨客船を6隻(せき)注文した。ところが、このうちの1隻が三菱造船でつくられることになった。三菱造船では、工場の大幅な改築などをはじめ対応に追われたが、この常陸丸の建造をきっかえとして、世界でも指折りの造船所になっていく。総トン数6172トン、長さ135.6メートル、はば14.99メートル、旅客数173人という大型船だった。船体も機関もボイラーも設計図をイギリスから買い、資材もほとんどが輸入品だった。日露戦争が始まると陸軍の輸送船として使われ、1904年6月15日にロシア艦隊の砲撃を受けて沈没した。
展示状況 | 収蔵中 |
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スケール | 1/1250 |
諸元 | ○建造所:三菱造船所 ○総トン数:6172t ○全長:135.6m ○幅:14.99m ○速力:14.2ノット ○主機:蒸気機関2基 ○船客定員:160名 |
参考文献
日本の技術100年・船舶、鉄道/筑摩書房
画像提供
日本郵船歴史資料館