シップ・オブ・ザ・イヤー94を受賞した九四フェリーボートの大型高速カーフェリー。カーフェリーとしては日本で初めて耐食アルミ合金を船体に使用した。鋭くとがった双胴の船首形状で波を貫いて進むため、揺れが少ない快適な乗り心地を実現している。乗用車なら94台、8tトラックなら32台積むことができ、大分県の臼杵(うすき)と愛媛県の八幡浜をこれまでの2時間15分から1時間30分に短縮して結んだ。1999年に引退し、2006年にギリシャに売船された。