資料詳細
展示状況 | 収蔵中 |
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スケール | 1/80 |
諸元 |
No.4072
1930年
日本
日本国鉄 特急「つばめ」
「超特急」と呼ばれた最初の特急「つばめ」
1930年10月に誕生した東京と大阪・神戸を結んだ特急列車。それまでの特急「富士」「桜」では、東京〜大阪間に11時間(表定速度51.6km/h)かかったが、それを一気に8時間20分(表定速度68.2km/h)にちぢめ、「超特急」と呼ばれた。すでに東京−国府津間は電化されていたにもかかわらず、機関車付け替え時間を省くために東京駅から蒸気機関車がけん引したり、給水のための停車を少なくするために水槽車を連結、さらに勾配区間における補助機関車の切り離しを走行中に行うなど、所要時間を短縮するためにさまざまな工夫を行った。運賃は一等の東京−神戸往復が約50円で、これは当時の大学卒の初任給とほぼ同じだった。
展示状況 | 収蔵中 |
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スケール | 1/80 |
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参考文献
日本の博物館9 P98、日本の技術100年3 P112
画像提供
交通博物館