支線および入れかえ用としてつくられた液体式ディーゼル機関車。旅客列車を引く場合に備えて暖房用のボイラーも備えている。9600形蒸気機関車に代わる入れかえ用として、また支線ではC58形に代わる客貨両用の機関車として使われた。軽くして支線でも使えるようにするため、エンジンは1250馬力（後のタイプは1350馬力）のものを1基積み、5車軸（AAA-B）という変則的な構造を採用している。