1963年から2000年にかけて小田急電鉄に在籍していた特急形車両。67年までに7編成が製造された。運転席を2階へあげ、先頭車両を前面展望車としたパノラマカーである。連接台車が用いられ、11台の車両を12台の台車で連接している。全長144.47m。誕生当時の特急車としては最長であった。新宿・小田原間を最短1時間2分で結んだ。突き出た前照灯部分が特徴的で、図鑑や絵本にもしばしばとりあげられた。NSEはNew Super Expressの略。3000形のSEに対する呼び方である。